食べ物考 食べ方考

IMG_6506久しぶりの食べ物考 食べ方考です。

相変わらずの野菜中心生活ですが、少し変わったことがあります。

一つは、乳がんと分かってから頑なに守って来た毎日玄米生活から、雑穀米に変えたこと。

理由は、もうそろそろ腸もきれいになって来たなぁと感じたのと、玄米の消化疲れでどうしても体重が増えないことです。

元々、虚の体質の私は玄米を食べるといつも下痢をしてしまっていました。それでも炊き方などを色々工夫して玄米生活を続けて来ましたが、このところ「もういいよー」のサインを感じ取り、雑穀米にしています。

消化疲れが劇的に減りました。そして、玄米をやめても相変わらず快適なお通じぶりです。玄米は、腸のクリーニングに必要な時に時々いただきます。

そして、もう一つの変化は腹八分目で満足できるようになったこと。

心の隙間を埋めるかのように、またストレスをここで解消とばかりに、若い頃から周りに驚かれるほどの大食漢でした。

野菜中心に変えてからも、やはりもりもりと野菜を食べ、腹ペコ青虫のようでした。

けれどこの数ヶ月は、1日1.5食から2食の腹八分目で充分満足できるようになってきています。

平日は午前11時前後にランチで、18時前後に夕食。

ランチで満足した日の夜は、果物や豆乳ミルクティーだけということもあります。それでも満たされます。

飲み物は血圧を調整してくれるラフマ茶と言うお茶が大のお気に入り。小田原のオハナのAさんに頂いてから、すっかりハマってしまい、食事の間はお白湯と交互に飲んでいます。

寝る前は胃の消化が大分落ち着き、軽く小腹が空いている状態で寝ます。すると朝がとても楽で、日中も身体がとても軽いのです^_^

以前のように疲れて顔が黒くなったり青くなったりすることも少なくなりました。

おやつが食べたいなぁと思う時は、ナッツやプルーンを少々、はみはみ。

週末はオハナと外食を楽しむときもありますが、基本は家ごはんの毎日です。

生物学的には、私たち動物の遠い遠い祖先は元々は一本の消化管が備わっているだけでそれがデフォルトだったのが、いつしか随所をぐにゃっと曲げて様々な「ため込む」場所=臓器を発達させてきました。

私の大尊敬する心の師匠、解剖学者の故三木茂夫先生の本には、その過程が生き生きとダイナミックに綴られています。(次回はこの話を詳しく(๑˃̵ᴗ˂̵))

溜める場所に、必要以上に「溜め込む」ことで様々な不具合や病気を生じると先生は言いますが、全く同感です。

そこには溜め込まずにいられない心理、気持ちが必ずあります。

IMG_6508.JPG自分の中のその心理と向き合い、内省し、手放してきたこの2年間でしたが、溜め込まずにいられる食べ方ができるようになったのは、その成果かなと感じています。

オーガニックの野菜中心、時々お魚(白身か青み。一物全体のジャコがメイン)をいただき、海藻やキノコを美味しく、雑穀で、自然食(化学調味料不使用)で、1日1.5から2食、軽い空腹感で眠る。

そんな毎日を過ごしています。

そして、とても 快調です♪

健康になるための 食 選び方、食べ方エトセトラ

img_4628このところ、同病の方、もしくはそのご家族ご友人に、食べ物や食べ方、選び方のコツを聞かれることが増えて来ました。

しつこく綴って来ましたが(笑)、一人一人の体質、体癖、季節、女性であれば生理の周期、その日のストレス度などなど、ものすごく有機的で複雑系の世界なので、これ!と言う正攻法がないと言うことだけが、この一年半で分かったことです。

けれど、その中で一つだけ共通すること、これだけは万人に言える、と言うことがあるように思います。

それは、自分の身体の声を聴く感受性を高めること が鍵であり、アンテナであり、羅針盤であると言うことです。

乳児保育の世界、解剖学者の三木成夫先生の生命曼荼羅にハマり、畑にハマり、ロミロミセラピストであり、野口整体を勉強してきたけれど、本当にまだまだまだまだ、聴けていないと実感しますが、それでも昨年より今年、昨日より今日、少しずつ聴けるようになってきている気がします。

幾つかの基準、チェック項目を挙げるとしたら…こんな感じです。

○何を食べたらいいか、何を選ぶか

→食材を目の前に置いて、調理法を具体的にイメージして、お腹に聞いてみた時に、お腹が鳴ればgood!もしくは、胃のあたりがホワーッと開く感じがして「please come in♪」な感じならokサインです。デパ地下などで練習すると、その感覚がとても良くわかります。

くれぐれも、脳や口に聴いてはなりませぬ。大抵嘘をつきます( ˘ω˘ )

○食べるタイミング

お腹に聴いてぐーと言わない時は、食べるタイミングではないと判断します。万が一タイミングを逃して、食べられなくなった時は、ああ!また空腹で免疫上がっちゃったなーと、痩我慢でも口にします(笑)。タイミングでもないのに食べてしまった時は、ヒンズースクワットします(笑)

○食べる時

よく噛んで食べなくては、とか、血糖値が急上昇しない食べ方を、などとあまり考えず、ああ、また美肌で健康になっちゃうなぁとかブツブツニヤニヤしながら美味しくいただきます。

舌全体で甘く感じられるもの、食べた後お腹の底から温かく感じて力が湧いてくるように感じられるものと、そうでないものがありますので、その違いを観察します。

本人にしか分からないものですが、必ず分かると思います。

○食べて終わってimg_4075

食べ終わって30分以内くらいでどんどん胃が軽くなっていくもの、そして腹持ちの悪く、次にまたちゃんとお腹が空くものを選べたらグッチョイス!お腹に従えた頭を褒めてあげます。

○何回食べるか

私は基本は1日2食ですが、お腹が空いてから食べることを心がけてますのでマチマチです。

生きものだもの、みつを( ˘ω˘ )的な…。

○食べる量

八分目を毎回保てればベストですが、満腹感を味わいたい私には過酷な苦行なので、1日の中で帳尻を合わせます。寝る前に空腹であれば、今日は大成功!

空腹のまま寝る幸せと身体の軽さを味わいながら眠り、朝便意で起きられると、超ご機嫌な身体で1日が始まります。

○その他

日々の中で、肌のハリ、髪の毛の質と力、経血の質と量、爪や歯ぐきの色、目の色、脈拍、体温などを自然に観察して、?と思ったら微調整していきます。

身体は本当に本当にお利口さまで、死も生も孕んだ、絶対に間違いのないハイパーコンピューターです。

その身体とのコミュニケーションツールでもある食を通じて、自分自身のおいのちさんとの繋がりを取り戻していく旅を続けている感覚です^_^

一朝一夕には身につかない感覚ですが、それが、病気ができるまで頑張ってくれた自分の身体と自分に差出せるaloha(優しさ、調和に向かう気持ち、明るさ、謙虚さ、辛抱強さ)なのかもしれない、そう思って今日も取り組んでいます。

ご参考になりましたら、幸いでございます(o^^o)今日はこれにて

 

 

久々の 食べ物 食べ方考

imageベジタリアン食、ほぼ玄米菜食を実践して一年間と2カ月が経ちます。

乳がんの診断を受けてからの食事の変遷を軽く大雑把に振り返ると、ゲルソン療法2カ月、完全に塩抜きで人参ジュース、野菜生活→自然調味料に戻しての玄米菜食を1日3食→1日2食にして月に数回身体が欲した時にお魚やささみを少し…でいただいてきました。

感覚的には、昨年の秋冬まではとにかく人参ジュースが美味しくて、生野菜が食べたくて、1日2回から3回人参ジュースを飲み、生野菜を腹ペコ青虫のように食べて周囲を驚かせました。マクロビ的には生野菜を冬に食べるなんて!でしょうが、とにかく身体が欲していました。

年明けくらいからは食べる量そのものが落ち着き、1日1食から2食、今までの量の7割くらいで充分満足するようになり、生野菜や人参ジュースをあまり身体が欲しがらなくなりました。

何かがリセットされ、バランスが取れてきたのを感じました。また体重も減り止まり、逆に増え始めていきました。

そして同時に、身体が本当に食べたいものが分かるようになって来ました。その多くはやはり旬のもので、気がすむまで食べると自然と欲しくなくなるのでした。

そして、旬のもの以外の基準は、手に取った時に胃の入り口がふわっと開くような感覚がするもの。それが基準の全てでした。

この春から夏までの間は、玄米と納豆がとてもとても食べたくなり、玄米と納豆がいつも冷蔵庫と冷凍庫にストックしてありました。そして、鶏肉を月に数回ほんの少し食べるととても調子が上がりました。image

そして、夏には玄米よりも雑穀米と蕎麦が食べたくなり、玄米と雑穀米と蕎麦をローテーションしたりしていました。魚は月に数回、食べすぎない程度に口にすると元気がみなぎりました。(夏バテしてふらふらだった時にサービスエリアでいただいた鮎の塩焼きで生き返ったことが忘れられません!鮎さま、ありがとう)

そして、秋に入った今は、炭水化物や魚などをあまり欲しない身体になっています。リンゴとブルーベリー、レモンや柚子などの柑橘類と、ちょっと火を通した野菜・豆がパーフェクト!それ以外のものを食べるととてもだるくなり、頭が働かずやる気が起きないのです。

と、こんな風な身体の変化を見ると、西洋的な栄養学はもちろん、○○式食事法、××療法、△△主義、陰陽五行と言った様々な療法、考え方に「則った」食べ方に?が付きます。

研究者肌なので、ありとあらゆる情報を集め、吟味しましたが(笑)、それぞれの人がそれぞれの学説、主義主張を展開し、その何パーセントかは完全にビジネスの流れとリンクしていたりします。

そのどれもが正しいように思えますし、理論的には納得がいきます。

けれど、やはり、理論よりも、個々の身体が中心、身体の感覚が何より正解を知っているような気がします。理論は、きっとその感覚の後付け程度のものなのかもしれません。

私達が身体にできることは、理論に合わせて食べるのではなく、感覚を研ぎ澄ませていくこと、感覚を信じる心の筋トレ、そしてトライアンドエラーをしながらも、身体と脳と舌のコミュニケーションを密にしていくネットワーク作りなのかもしれません。

そんなことをつらつら思う、乳がん2年目の秋です。