繋がりました

IMG_7532親鸞聖人のこんな言葉があります。

「弥陀の五劫思惟の願をよくよく案ずれば、ひとえに親鸞一人がためなり」
(長い年月阿弥陀仏が考え抜かれ、立てられた本願をよく考えてみると、それが全く親鸞一人を救わんがための本願であった)

よく読むととってもオメデタイの極地で(笑)、これぞ南無(お任せします)の境地、さすが親鸞聖人だと唸らせられる言葉です。

大好きなミヒャエル=エンデの「モモ」にも、時間の殿堂に連れてこられたモモが、全ての惑星や星々が自分一人に語りかけてきているのに気づき、その壮大さに打たれるシーンがあります。

この出会いは、この言葉は、私に届けられるために宇宙にずっと前から用意されていたものなのだと思わせられることが、時たま起こりEpiphanyを感じることがあります。

この『喜びから人生を生きる』という本もその一つで、作者のアニータさんの個人の体験を通して、まるで宇宙が私個人に直接話しかけているような感覚に陥る本でした。

香港のインド人社会で育ったアニータさんは、イギリス人の通う学校に入学した為何年もいじめられ、かといってインド人社会の慣習にも馴染めず、自分を抑圧し制限して生きているうちに、リンパ癌にかかります。(私も香港で育ち、イギリスで思春期を迎えいじめにもあっているので余計に重なりました)

様々な代替医療を3年試すも、努力虚しく彼女は悪化の一途を辿り、ついに病院に運び込まれた彼女に医者が死亡診断書を書き始めます。アニータさんは戦いに疲れ果て、全てを手放し向こうの世界に移行しかけます。

彼女が踏み入れた世界は、愛しか存在しない世界でした。そこで彼女は、全ての真実を瞬時に理解します。

そして、こんな言葉が彼女の中にうかんできます。

「自分の歩んできた道のりを見てみなさい。
どうして自分にあんなに厳しかったんだろう?
どうして自分を責めてばかりいたのだろう?
なぜ自分を見捨ててしまったの?
どうして自分のために立ち上がって、自分の魂の美しさをみんなに示そうとしなかったんだろう。」

「どうしてありのままの自分でいる許可をいつも他人に求めていたんだろう?
なぜ自分の美しい心に従って、自分の真実を語ろうとしなかったんだろうか?」

そして、彼女は「私が抱いた多くの恐れや私の持つ偉大な力が、この病気となって現れてきた」ことに気づくのです。

IMG_7531そこで体験した圧倒的な愛の世界やワンネスの体験を、この地球でもう一度体現する為に、彼女はもう一度ぼろぼろの肉体に戻ることを決意します。
そして、意識が戻ってからほぼ3日で、奇跡の回復をとげて全ての癌が残らず消えてしまい医者たちを驚愕させるのです。

現在アニータさんはこの体験をどう現実社会に生かして生きて行くのかを模索しながら日々を生き、その葛藤や気づきを世界中の人々とシェアしています。

彼女の本に綴られた言葉は本当にニュートラルな言葉ばかりで、どれも宇宙から私に向けた音楽のように聴こえて心の響くのですが、特に下記の言葉は何度読み返しても新鮮で、ハッとさせられます。

「これまで持っていた教えや信条は完全に消えていました。この状態が、私の身体の“修復”を許したのです。言い換えれば、私の癒しに必要なのは、信念を捨てることでした」

「自分の生命が望むような人間になることを許した時、私たちは最も強力です。ですから、私の意識的な行動が完全にストップし、生命力が支配した時、ヒーリングが起こりました。言い換えれば、生命に対抗せず、生命と協力している時、一番強力になれるのです」

宗派は違いますが、禅宗の道元禅師のこんな言葉が浮かびます。

「この生死は、すなはち 仏の御いのちなり…ただ我が身をも心をも はなちわすれて、仏のいへになげいれて、仏のかたよりおこなわれて、これにしたがひもていくとき、ちからもいれず、こころをもついやさずして、生死をはなれ、仏となる」
(アニータさんの言葉風に訳すと、「私たちは愛の一部です。自分をそのエネルギーにゆだねきって、努力したり、意識的な行動をやめた時、生死を恐れて生きる心を離れて強力な力をもった愛の存在になるのです」)

おいのちさん 親鸞聖人、道元禅師、モモ、アニータさん

全てが私ににっこり微笑みながら、おなじ方向を指さしています。そして
私の全てにまるごとOKを出してくれています。

私がすることは、全幅の信頼を持って、宇宙=愛=仏の家=おいのちさんのふるさと に自分を投げ入れて、私と言う個性を、自然に生きるだけ。
自分の魂の美しさ、ありのままの私を認め、育み、大切に育てるだけ。

IMG_7502全てがつながっているので、私がその世界に身をゆだね切った時、私のいのちの持つ偉大な力と繋がり、それが私を流れるのを許した時…
私の愛する全てのOHANAも癒され、その本来の美しさを生きることができる…そう思うと、自分のためだけよりも、愛する人たちのことを想うと俄然やる気が出て来るつぼみ的には(笑)、よーし!と力がこんこんと湧き上がって来るのを感じます。

ちょっぴり辛口の、大好きなOHANAもこの本はGOOD!と絶賛?していた『喜びから人生を生きる』(アニータ=ムアジャーニ ナチュラルスピリット社)。

ピンときたら手にとってみてください。