これさえあれば

眼が覚めると高校生の頃住んでいた家でした。

「おはよう」と起きていくと、父がニコニコ穏やかに「おはよう」と言って、楽しそうに新しい仕事の話をしています。

母もニコニコしながら台所から相槌をうっています。

そこへ、姉が笑いながら楽しそうに入って来て、穏やかで暖かい1日が始まります。

私は朝食を終えてクローゼットに向かい、安心して自分の服を選んでいる…

そんな夢を見ました。

現実で眼が覚めてから子供のように泣きじゃくってしまい、涙が止まりませんでした。

私を含め誰もが憧れていて、心の奥で本当に欲しいと思っているもの。

これさえあれば、多少の困難も、難題も超えていけるもの。

世界中にこんな風景が繰り広げられたら、きっと、戦争も暴力も要らなくなってしまうもの。

ほんの少しでも、些細でも、様々なことを経た 今の私が、そんな風景のためにできることはなんだろう。

どんな形で自分を社会に再び投げ出していけるだろう。

自己犠牲でもなく、自己充足のためでもなく、当たり前のこととして。alohaの呼吸で。

そんな気持ちが、自然に湧き上がっている今日この頃です。