豊かな時間へ…

image今日から沖縄に行きます。

前回の母とのほっこり幸せ癒し旅で閃いたアイデアを沖縄で形に出来ないか、沖縄の友人達に知恵を借りに行く旅です。

私にとっての乳がんは、天からの預かりもの、授かりもの…前回の旅で、ふと、わかりました。

シコリンの存在は、神話や物語のヒロインが大人の女性になるために通らなくてはならない通過儀礼の旅の中で出会う、カエルや森の妖精、賢者や老女が授けてくれる様々な道具やマントや知恵に当たります。

理想主義者で完璧主義、自己抑制が強く自己犠牲的…。努力をして、前向きで、社会的な優等生を目指すこと以外を切り捨てて来た生き方。

父の娘(社会の要請や願いに応える性質)である無血の女神アテナは、勇者ペルセウス(アニムス、自分の中の男性性)を使って自分が葬った闇の部分とも言えるメデューサに対面させ、その打ち取った首に再び対面します。そしてメデューサの力を自分の盾にそれを再統合して、真の力を身につけます。

この一年半は、私自身が抑制して葬って来た生の感情や恐れ、不安、恐怖、自己憐憫、被害者意識、欲望、そして、逆説的ですが、ずっとしまっておいた柔らかな女性性とも向き合う時間でした。

時にそのあまりの生々しさに打ちのめされながら。時に自分の中の毒に全神経が麻痺しながら。時に孤独に引きこもりながら。時に自分の中に少女の頃からそのままタイムワープしたようなガラスのような繊細さに驚きつつ。

そして少しずつ、少しずつ、なかったことにして来た自分と対面し、向き合い、肯定し、もう一度その自分を再統合する旅を続けて来ました。

そんな旅の中で、シコリンこと乳がんは、私の中の深い深い森にかすかに響いている声に耳を傾ける耳となり、もう起き上がれないように思える時に叱咤激励する女神となり、希望が見えない闇の時間を照らす光るクリスタルとなり、自己抑制を解放する鍵となってくれた気がします。

また、優れた教師でもありました。

食べること(生きること)の意味と料理を教え、身体のケアの仕方を教え、いのちの泉のありかを教え、おいのちさんと私を隔てている壁の壊し方を教えてくれました。

そして気づけば、死ぬことも生きることも恐れなくなっている私、以前より柔らかいのに以前の何倍も強い私、繊細さや柔和さと剛毅さと大胆さがいい塩梅に共存している私、本当の意味の犠牲と献身を理解し始めた私がいます。

アテネとメデューサが統合したように、天上の女神イナンナと冥界の女神エレキシュガルの力が1つになったように。

これからやろうとしていること、食のこと、女神の勉強会のこと、産前産後ケアを多くの女性にシェアしていくこと…それに相応しい覚悟が出来ているかどうか、女神に愛された島沖縄でのスーパームーンで、自分とおいのちさんにもう一度問いかけて来たいと思います。

旅のお供には、世界で一番頼もしく、勇ましく、そして熱いハートを持つ、30年来の親友が来てくれます。

2人とも、それぞれに意義深い、そして、豊かな旅になりそうです。