一人で生きられない幸せ

image「一人で生きられない幸せ」

という言葉に出会いました。

女性でも自立して生きることを社会的に期待され、西洋的自我のイメージが流入してくる時代に育った世代の一人として、私も自立志向の最先端を走ってきました。

それが今の私の心の自由さにつながり、年齢があがるにつれてその恩恵も受けているのですが、一方で人は一人では生きられないと言う絶対的な真実もわかってくる年齢になってきています。特に乳がんとわかってからのこの1年半は、そのアンビバレンスをうまく抱えきれずにいました。

「一人で生きられない」という言葉には、自分の脆弱さを弱々しく肯定するニュアンスやどこかに共依存的な色合いがどうしても含まれてしまう気がします。でもそれは生きとし生けるものの当たり前の真実でもありそれも重々わかっているのだけど・・・でも、でも、ごにょごにょ・・・(笑)。

そこにあえて、「一人で生きられない」に「幸せ」をつけたことで、そのアンビバレンスを包み込む魔法のような言葉と概念になっていて、これだ!!と思わず膝を打ちました(^^)。

ハワイのロミロミのクム(先生)の「カウンセリングとロミロミ(マッサージ)だけは自分にはできないんだよ。でもそれは恩恵なんだよ、さもないと、人は一人で生きられると思ってしまうからね」という言葉を思い出しました。

一人で生きられると思うと、ある種の自由さと同時に様々な困難に出会います。

一人で生きられないと思うと、つながりの中に生きる安堵感と同時に人に合わせようとする不自由な心に出会います。

でも、一人で生きられないことを「幸せ」と捉え、「恩恵」と受け取ることができれば、自分自身でありながら人と一緒に生きることに新しい息吹と意味が生まれてくる気がします。image

大好きなEPOの歌の一節 「一緒に暮らす心地よさと あまりに近い煩わしさを 受け止めながら 愛を育てる」を口ずさみながら、今日は新しい気持ちで街に出かけようと思います。

そして、そんな私をおいのちさんがにこにこみつめています。