お花見日和

image鎌倉にお花見に行ってきました。

花霞の中咲き誇る桜を愛でる老若男女を眺めていたら、帰り道に涙が溢れて止まらなくなりました。

嬉しさ、哀しさ、はかなさ、愛しさ、切なさ、可笑しさが一緒になって溢れてきて、後から後から涙がこぼれます。

人間の営みを一千年を超えて見つめてきた巨木を前にすると、言葉を超えた不動の何かに触れて、つかの間孤独感から解放されます。

image生きとしいけるものが抱える当たり前の孤独感と、そこからしか始まらない、でも、なかなか人が生きることのできない、いまここ の連続である「生」。

どうかどうか、いのちある限りこの生を全うする勇気を持てますように。

どうかどうか、私のいのちの花を薄紅に咲かせきることができますように。

どうかどうか、その生を生きとし生けるもののために使えますように。

image昨年より専心して、仏様に手を合わせている私がいました。

 

涙を拭いて、ふと気づくと、心の中にうららかな春がやってきていました。