野口整体と私 4 〜体癖を超える

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クマさんの体癖は      多分左右

整体の考え方で、体癖というものがあります。

体癖とはその人の生まれもった身体の使い方の癖やそれに伴う傾向のことで、私は「上下型一種」が強くて、理想主義者で空想好き、頭にばかりエネルギーが集まります。体型も上を見て背伸びをする傾向に見合うヒョローんと上に細長い傾向があります。

女性らしさの特徴でもある左右型は、感情の揺れが特徴になります。丸みを帯びた体型で、歩くときも左右に揺れながらあるきます。胃袋と関係も深いので食べることが大好き、自分の感情や好き嫌いを基準に行動できます。

他に、勝とう負けまいが基準で勝負事に強くてここ一番と言う時に力が発揮できる捻れ型、合理性を重んじて行動しながら前に前に進む前後型などなど、11種類の体癖があります。

体癖はそのままその人らしさ。その体癖を活かす生き方をすることが、その人の本来持ついのちの勢いを活かして生きること、と考えます。

体癖を無理に変えたり、バランスを整えたりすることは、整体の目的ではありません。そこには癒しや治療と言う観念や概念はありません。

では、なんのために整体するのか。

それは私の拙い理解だと

人生の中で起こる何かをきっかけに、または、過剰に使いすぎにより、体癖の傾向がその人らしさを通り越して過剰・過敏になったり、ついにはくたびれ果てて鈍りになってしまっている時…

その人に合わない作業、生き方をする中で臨時の草臥れや異常が起きたり、気が欠けたり、鬱滞したりしてその人らしさを発揮できない時…

季節の変化や異常で身体に臨時の異常が出ている時…

そんな時に、整体指導を受けたり、または身体の裡から自然に沸き起こる運動=活元運動でその鈍りや異常を自分で整え、うまく経過することが整体の目的です。

imageつまり、自分を変えたり、バランスを取るためのものではないと言うのが野口先生の作られた整体の考え方です。そもそもそんな必要はないからです。

私の師事している師匠は、さらにそこにこう付け加えます。

「自分の体癖を超える」

体癖・自分の個性を、変えるのでもバランスするのでも活かして生きるのでもなく、体癖を超越した新しいところにいきなさい、そこから見える新しい風景に生き生きと遊びなさいよ、と。

なんとエキサイティングで、チャレンジで、ワクワクする無理難題!!(笑)

自分を超える
その先へいく

「既存のセオリーでやってたら、ここまで大きくした固い固いシコリんはビクとも動かないよ、つぼみさん同様頑固なんだから。人が考えたこともないこと、アッ、その手があったか!こんな自分がいたなんて!そんな、超えたところに行きなさいよ。ファイトクラブせよ」(………(u_u)ちぇ。師匠、言いたい放題ですな)

上下型の頭を刺激する師匠の巧みなご指導にうまく乗せられ、いえいえ、乗せさせていただき(笑)、今日も自分の体癖を超えるってなんぞやー、なんぞやー、なんぞやー(ソクラテスちっくに)の模索が続いております。