私とゴジラの夢の冒険 2

aillis20151007123101(つづき)あまりにリアルで意味ありげなこの夢がどうしても頭を離れない日々を過ごし、たまたまネットでご縁をいただいたスウェーデン在住のユング派のセラピストKさんに夢診断をお願いしました。

スカイプでのセッションの中で、その怒れるゴジラは私の中に封印され、たまりにたまっていたエネルギー、つまり神秘的で畏怖を覚えるような生命エネルギーと感情そのものであること。それと対峙することを嫌がるのは私の自我であること。導き手のおじさんは私のアニマ(私の中の男性性)であることを意識化しました。そして、イソギンチャクは私が手に入れたい豊かな女性性でダイヤモンドは堅固で絶対的な宝で幸福の象徴だということ、私は自分の中に封印されている巨大なエネルギーの塊であるゴジラを解放して、自我の仮面を爆破し、イソギンチャクとダイヤモンドを手にいれる旅に出なくてはならないこと。そのタイミングを迎えているということを深く自覚しました。

スカイプで定期的に受けるセッションと普段の生活の中での内観を通して、ゴジラのエネルギーを解放するという大きな作業をやり抜くと決めたのが2014年の2月です。

以来、Kさんの聡明でクリアな分析を受けながらの内なる旅が続きました。時に抱えきれない葛藤や逃げ出したい苦悩、カタルシスと昇華を繰り返しながら、でも決定的なブレークスルーを迎えられないまま1年が過ぎました。

そのブレークスルーを阻んでいる壁が、私の中の深い深い人生への諦観(本人は達観だと思っていたけれども)と自分を守るための合理的思考だというところまで分析が進んだのが、2015年3月のセッション。その直後にがんだという診断を受けたのでした。診断の後普通は受けるであろう大きな動揺ではく、やっぱりという気持ちといよいよこの時が来たという気持ち…周りには理解しがたかったであろう私の一連の気持ちは、この長い旅の過程としての乳がんだと認識していたからだったのです。

IMG_1134そこからは、このブログに綴っているように、自分の人生を命がけでドラスティックに変える決意をしました。不器用でも、失敗しても、人の役に立たなくてもいい。本当の自分を生きること、自己表現すること、要らない価値観や頭を総入れ替えすること、諦観や弱虫、子供だった私を脱ぎ捨てて本当の意味で人生と向き合うこと…つまり、「生きること」を自分の意思で選択し直したのでした。

先日久しぶりにKさんにセッションをお願いし、第1章の総括を手伝ってもらいました。そして、第2章が幕をあけて自分の手で、自分の万年筆で、自分のストーリーを書き始めた今、改めて第1章で起きた全てのことが周到で無駄のない、そして豊かな準備期間であったことを再認識できたのでした。

ずっと伴奏してきてくれた素晴らしいセラピスト、Kさんに心から感謝です。

イソギンチャクとダイヤモンドを片手に、このネバーエンディングストーリーをどう書き上げていくのか。ベクトルは、Aloha、オープンネス、そして時間の長短ではない、目に見える事象を超えた内的な豊かさです。

この第2章に誰よりもワクワクし、刮目している読者は他ならぬ私自身です。