野口整体と 私と シコリんと その1

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最初に野口整体の名前を知ったのは、寺門琢己さんが書いた 「うっとりするカラダ」と言う本を手に取った二十代後半でした。

心身が疲れきっていた当時、身体とウットリと言う言葉の組み合わせがあまりにも斬新だったからです。

そこから、岡島瑞徳さん、そして本家本元の野口晴哉先生の本にたどり着き、知識としては30代から知っていました。

しかし、なかなか出会いやきっかけがなく、知識だけで終わっていました。

そんな私がご縁をいただいたのは、2年8カ月前に葉山でであった今のお師匠様です。

一見物静かで飄々と見える雲のようなお師匠様ですが、人の身体、背骨に触れるその手と姿を見たときに、泣けました。

まるで生まれたての壊れやすい雛に触れるような、世界に一つしかない宝物に触れるような手。自分の命を、一期一会、人知れず静かに目の前の命にかけている姿。そして命の芯まで温める温かい手。

そんな手で命に触れてくれる療術家、治療家、医者がこの世の中に何人いるだろう。この少し風変わりなお師匠様について、いのちのことを学ぼうと決めました。

野口整体、そして師匠の世界は本当に深く、また独特で、なかなか一言では言えません。

しかし、「全生」 と言う言葉が象徴するように、長生きをすることではなく、その人の生をその人の持つ体癖や潜在的な力をフルに発揮して全うすることを目指しています。

野口整体の考えで言えば、がんはエネルギーの鬱散の失敗、つまり余った力や栄養、大きなおできのようなものです。

また、病名と寿命は関係ないと考えます。現に野口先生の奥様が乳がんだったのを、野口先生が飄々とした態度や言葉で潜在意識を利用して奥様の生きる力を引き出し、奥様が野口先生より長生きされたことは有名です。

そんな野口整体の清濁を合わせ呑み、黙々と実践し続けるお師匠と、その師匠に惚れ込んFullSizeRender (65)だ不祥の生徒が目指すものはやはり 完治 や 回復、治癒と言ったことではなく、生き方そのものを変えて人生を自分らしく全うする方向に大きくパラダイムシフトすること!

師匠の言葉を借りれば「ファイトクラブ」すること。(注:師匠の好きな映画「ファイトクラブ」の中で、「死ぬ前にやりたいことはなんだ!」と聞かれたら即答できるかどうか主人公が命がけで問われるシーンがあります)つまり、生きている実感を自分で感じる生き方をすること。命懸けで自分の命を生きること。それもユーモアを忘れずに。

ファイトクラブほどのバイオレントな感じは私の趣味ではありませんが(笑)、もっともっと生き生きと生きた人間として、身体と言うスーパーコンピューターに降参して委ねる勇気を持って、aloha全開に生きる生き方にシフトすべく、今日も自分を整体してまいります!

aloha mahalo