活元が出た☆ダンサーが出てきた!

活元運動というものがあります。前回もご紹介した野口整体の創始者野口先生が、若い頃からたくさんの人の病気を治し、愉気し、潜在意識教育、体癖研究、体操を研究し・・・最後に辿り着いたのが、自分のゆがみや疲れを、自分の裡から出てくる自発的な自動運動によって自分でとっていく「活元運動」というものを通してみんなが自力で元気になっていくのが本来だということでした。

活元運動は、まず深呼吸や伸びをして身体の緊張をとってからぽかんと正座します。そのうちに、身体の内側からどんどん動きが出てきて、止らなくなって・・・のはずなのですが、私は苦節2年近くどうにもこうにもその動きが出ずにおりました。そして、ああ、私はよほどの石頭でゆるめない人間なんだなあと、若干いじけておりました(笑)。

それが、つい先日、お風呂で緩んでから何気なく首を回して緊張をとり、チェロの音楽CDをかけた瞬間、身体が勝手に踊りだしたのです。

身体がとても硬く、またダンスのセンスがない私の、どこにこんなダンサーが眠っていたのかと驚くほど、しなやかに、軽やかに音楽に合わせて即興ダンサーのように、踊る、踊る、踊る・・・。途中であまりに愉快で、楽しくて小一時間踊り続け、ぱたんと倒れて、それは突然終わりました。

以前BUTOHのダンスを習ったことがありましたが、その時もどうしても内側から動きや踊りが出てこず挫折した過去があります。同じ先生についていたトルコ人の素晴らしいダンサーで、活元をしていていきなり踊りが始まってそのままンサーになってしまったという子がいましたが、他人事のようにその話を聴いていました。

でも、まさか自分の活元がこんな形で出始めるとは夢にも思いませんでした。

そうかそうか、私の中の眠れるつぼみは踊りたかったんだね、誰はばかることなく、何にも囚われず、型もなく、ただただ身体の赴くままに踊りたかったんだ。ごめん、ごめん、待たせて。美意識過剰、自意識過剰の頭が、ずっと押さえつけていたんだね。涙が出て、すっとそのまま気持ちよく眠りにつきました。

この動きのために今までがあったと思えるような、不思議な体験でした。明日は、ダンスではなく、また違う動きが出てくるかもしれません。何がでてくるのかはお楽しみ。

自分の身体と、また一つ繋がった夜でした。

aloha mahalo